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2016年6月

マウスガードの可能性について

わたくし内田院長は学生時代、スポーツ歯学の研究項目であるマウスガード装着による筋出力(パワー)向上の実験の被験者を2年間手伝いました。

しかし、実験結果は各被験者ごとにバラバラで、マウスガード装着によるパフォーマンスの向上の立証は得られませんでした。当時、理由は全く分かりませんでした。

ところが、その後しばらく経って、わたくしがレジスタンストレーニングの指導者となった時、そのデータが得られなかった理由がようやく分かりました。
それは、当時の実験で使われていた1台数百万もする高価な測定機械は、それぞれ上腕二頭筋と上腕三頭筋、大腿四頭筋と大腿ニ頭筋の筋出力量を測定するだけのもので、多関節を動員するような大筋群の測定法ではなかったのです。

つまり、ベンチプレス、デットリフト、スクワットのような全身の筋肉を使うような測定法でなかったため、筋出力自体に顕著な優位性が認められなかった訳です。これが全身の筋力を動員するような測定法であれば、必ずマウスガード装着時における筋出力の増大は得られたはずなのです。

そのような理由から、わたくしはコンタクトスポーツだけの分野でなく、幅広いスポーツ分野でのマウスガードの使用を是非とも推奨していきたいと考えております。

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